大学入学、起業、健康ソフト開発――「ビーマニ」開発者の今 

この人は先見の明があったな。DSでだいぶ殻は破ったけど、数年前は続編以外のゲームは作らせてもらえる雰囲気はなかったな。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/02/news003.html

ビートマニア」の開発者・南雲玲生さんは、26歳でコナミを辞め、大学に入った。「子どもの将来のために」と起業を決意。ゲームを音楽や健康分野で役立てたいという。

南雲玲生さんの似顔絵 1997年に登場したコナミのDJゲーム「beatmania」(ビートマニア)は、“音ゲー”として一時代を築いた。開発者の1人・南雲玲生さん(34)は2000年、26歳でコナミを辞めた。「このままではいけない」――そんな焦りがあったという。

 大学に入学し、経済学を学ぶかたわら、「ユードー」という名のベンチャー企業を興した。「リスクを負ってでも、世の中のために役立つ仕事をするという“武士道精神”を子どもに伝えたかった」という。

 社員の“課外活動”を大切にする。「0を1にする作業は、クレイジーなものから生まれる」から。ビートマニアのようなゲームが作れるサービス「ぱんぱんミュージック」も、課外活動からうまれた。(引用:ITmedia News)



■非常に同意です

beatmania II DX 11 IIDX RED


「ゲームメーカーは柔軟性に欠けていて、新しい事業に進出できなかったからでは」
「ゲームがかつてのアマチュア無線業界や、オーディオ業界のように、マニア化、衰退していく危機感・不安感も持っていた」
「ゲームは何にでも役立つ。ゲームには、難しいものを楽しく伝えられるという良さがあるから」


僕も長くゲーム業界にいましたが、
この3つは非常に同意ですね。

PSが発売された頃、
新たなゲームが色々と出せる環境があった。
それはソニーがゲーム事業に乗り出して、
多くのゲームメーカーに参入してもらうために、安価で作れるようなシステムを作っていたからである。

ところがPS2になると、
グラフィックの向上などによる制作費の高騰やPS2のシェア独占などがあり、
SCEに逆らえる状況じゃなくなってきた。
そうなれば売れないソフトは出せない。
となれば、売れているシリーズものしか出せなくなる。

売れているシリーズというのは、2作目、長くても3作目まではユーザーが増えていくこともあるが、
それ以上のシリーズを続けてしまうと伸びなくなってくるものである。
したがってそのあたりで売れる層は決まってしまう。
シリーズもので失敗すれば、次は発売されない。
そうなればゲーム人口が狭まっていく。

それでもシリーズものに頼らざる得ない悪循環にはまり、
新しいことにチャレンジする機会すら、クリエーターには与えられなかった。

NintendoDSはゲーム好きな層以外に刺激を与えたハードだ。
しかし、脳ゲーのヒットにより、
クリエイターは教育ソフトの企画ぐらいしか出せなかった。

それでもゲームは、アクションだ、RPGだ、でなくても
その技術を使えば他にも通じるものを作成することができることは証明された。

今後はその分野に伸びていくべきであるが、
Wii Fit以外はその可能性は感じず、検定ソフトのようなソフトが山のように発売されている。

それがゲーム業界である。

■愚痴っていても仕方ないですが

南雲さんは、
そういった閉鎖された世界から飛び出したくて
こういった動きをされている。
非常に元気の出る話である。

会社に居てはこういったチャレンジが出来ないことを
証明してしまっているのが残念である。


「リスクを負ってでも、世の中のために役立つ仕事をするという“武士道精神”を子どもに伝えたかった」

実際、商売の原点は上記の言葉が全てな気がするが、
巨大化した組織の中でそれが出来ないのは、
多くの人の生活を守るためにリスクを負えないのである。

守りに入らないといけないほど、
なぜこの国には金がないのだろうか?


個人的な意見を読んでいただき、どうもでした〜。
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